2005年 02月 16日
北朝鮮の「核兵器製造」、「6者協議中断」宣言について ――核兵器開発計画を放棄し、6者協議での協議の前進を求める 2005年2月11日 日本平和委員会千坂純事務局長の談話 一、北朝鮮外務省は、10日、米政府が北朝鮮への敵視政策を変えず、「圧制政権」と名指しして全面否定しているとして、「協議参加の名分が整って協議の結果を期待できる十分な条件と雰囲気がもたらされたと認められるときまで」「6者協議への参加を無期限中断する」とする声明を発表した。また、米国に対抗して「核兵器庫を増やす対策をとる」と、核兵器保有に言及した。 一、このような核抑止力の立場に立った核兵器開発は、軍拡競争を激化させ、アジアと世界の軍事的緊張を高めるだけである。それは朝鮮半島の非核化の南北共同宣言や米朝枠組み合意、あらゆる国際合意の遵守を約束した日朝平壌宣言にも反するものである。われわれは核兵器廃絶を求め、アジアの平和と安定を求める立場から、核兵器開発計画をただちに放棄することを求めるものである。行うべきは、周辺諸国との正常な外交関係の構築である。 一、この点で「6者協議」は、朝鮮半島の核兵器問題と北東アジアの平和と安全を、交渉によって解決しようとして始まったものである。われわれは関係各国が粘り強く努力し、交渉の継続と実りある協議を、心から期待するものである。
by j-peace
| 2005-02-16 16:57
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